昼寝をしないともちろん夕方、明日、来週ぐらいまでは影響あります。
でも、いま5歳、7歳になった昼寝しないキッズは昼寝しないせいでバカになったり病気になったりはしてません。大人になって何かあったとしても、それは2歳でお昼寝なしのせいではないと思います。
自分を限界まで削りながら何とか昼寝させようと対策をほどこしていた過去の自分に、そして、同じように今、泣きそうになりながら子どもを寝かそうとしてる人に言いたいことがあります。
検索したら出てくる、夕方のグズグズとか、パフォーマンスが落ちて怪我が増えるとか、生活リズムが崩れるとか、そんなのは言われなくても、とっくに体感してると思います。それで困って対策を調べて、あれもやってこれもやって上手くいく日もあるけど、毎回うまくいくわけでもなくてヘトヘトになってて、いっそのこと諦めようかと思って、でも将来に影響がないかだけは心配だから、もうちょっとがんばるかどうかを考えるために将来に影響があるかどうかを知りたいんだったら「もうがんばらなくていい」と言いたい。大丈夫、すでにめちゃくちゃがんばってるから。
2歳はもう赤ちゃんではない
お昼寝って何歳まで必要か知ってますか?
別記事にまとめたんですが、2歳だと早い子はお昼寝が要らなくなってきてる子もいます。(もちろん、まだ必要な子もいます。個人差は大きいです)。

お昼寝の必要性って年齢だけじゃ単純に決まらなくて、その子の体力とか、夜の睡眠時間とか、生活環境とか次第で変わってきます。シンプルに何歳は必要、何歳は必要じゃないって名言してくれれば楽だけど、そうじゃない。
18歳や20歳からピッタリ大人になったんじゃないのと同じように、赤ちゃんもだんだん子どもになっていくんですよね。
新生児の頃から本当に色んなことに気を遣ってきたけど、2歳ぐらいになればできることは少ないけど、体は赤ちゃんの頃に比べたら丈夫になってきてると思います。「イヤイヤ自分でやる!」って、本人の自覚ではもう赤ちゃんじゃなくてお兄ちゃん・お姉ちゃんなんです。
断乳・卒乳やトイトレもそうですが、やっぱり時間をかけて、失敗する日と上手くいく日を繰り返して、ミルクが要らない体になり、トイレで用を足せる体になっていきます。昼寝もそうで、昼寝しなくても夜まで起きてられる体になっていくまでには時間がかかる。だから、そろそろ要らない日もあるけど、まだちょっと必要っていう時期が本人も親もいちばんイライラするかもしれないです。
もし思い当たる節があったら、そろそろ世話する方も新生児モードから幼児モードに切り替えるタイミングかもしれません。
赤ちゃんではなく子どもになりつつある存在という目で接してみると、昼寝に固執しなくなって、ほんのちょっとだけ肩の力が抜ける感じはないでしょうか。もしなかったら、もう本当にお疲れさまとしか言えないです。代わってあげられなくてゴメン。
昼寝させないと日常が回らないなら、それはもう既に回ってない
仮にもう本人に昼寝が必要ないとしても、ママの方で「昼寝してくれないと困るんだ!」ってこと、ありますね。
昼寝の時間にやってたことがあるわけですし、夕方に寝てしまって起きなかったら夕飯のために起こすのか寝かしておくのか、諦めて寝かせておいたら変な時間に起きてどうしよう。
どっちに転んでも用意してたことがパーになってしまって、とにかく回らないって思うから、やっきになって寝かそうとしました。でも寝ない。考えて、調べて、グッズ買ったり、人に聞いたり、色々やるけどどうがんばっても寝ない。そういう時はもう諦めるしかないけど、諦めて後でうまくいかなくても誰も助けてくれない…
もしお昼寝してくれないと上手く回らない構造になってるとしたら、それはお昼寝できればうまく回るんじゃなくて、お昼寝しない限り回ってない、既に破綻してるオペレーションだったんだなと思います。
家事育児の分担やオペレーションだけではなくて、何が大変で何に疲れていて、どうしてほしいのかを、もうキレてもいいからパートナーに伝えないといけなかったんですよね。
疲れてるのも大量にやることが残ってるのも見れば分かるでしょ、と思ってたけど、やらない人には本当に何も見えてなかったです。その辺の経験談はまた後日書こうと思います。ぶつかるのが苦手な者同士が言い合うのは大変だったけど意味ありました。
日常が回ってないということは一人で抱えるレベルではないです。
赤ちゃんはもう大きくなってるから、泣きそうになりながら昼寝させるぐらいなら、自分をどこまで休ませてあげられるかをがんばった方がいい、と今の私は思います。
ワンオペの人はきっと、もっと大変ですよね。それでも、昼寝ありきで日常生活が回ってるとしたら、いずれは昼寝をしなくなるということを考えて、昼寝なしでも回る日常生活にしていく準備は必要なのかもしれないですよね。
今までやってたことでやめてもいいことを探すとか、周りに頼れる先があるのかとか。
昼寝しなかったせいで●●な大人になったって話、聞いたことある?
トイトレについて調べてたら、「大学生になってオムツしてる人はない」って書いてあって、「そっか」って思ったことがあります。隣の子と比べて遅くても、さすがに大学生でオムツはない。お昼寝も同じで、周りの子がみんな寝てるから寝てないとヤバいってことはないです。
いろいろ調べてみても、1日の睡眠時間が足りないのは問題ですが、幼児の昼寝の時間が短いことが極端に問題だとする研究はなかなか見当たりません。ざっくり言えば夜の睡眠がメインで、それだけだと1日の必要時間に足りない分はお昼寝で補うのがいいという感じです。
参考:
呉市ほけんだより平成 23 年 9 月 第 130 号
『T先生!幼児が昼寝すると夜に眠れなくなるって本当?』つじファミリークリニック
『「お昼寝する子」は成績優秀? 注目の研究論文をママ医師が解説』AERA DIGITAL など
保育園の保護者会でも睡眠時間を聞かれたことがあって、先生の観察と親からの回答を重ね合わせると、やっぱりお昼寝で最後まで寝てる子は家で寝る時間が夜10時など、かなり遅いという結果になっていました。
睡眠時間が足りてなければ、寝れる時に補う…人の体はそういうふうにできているんだと思います。
いま数年経った子どもたちの様子を見ていても、当時、寝るのが遅くて、お昼寝で補っていた子とそうでない子で身体能力や知性に差が出ているようには見えません。もちろん、運動が得意な子も、何をするのも遅い子もいるけれど、それはお昼寝”だけ”のせいではないという印象です。小学生以降になにか問題があったとしても、それは幼少期の昼寝のせいではなくて他にもっと色々な要因があったんだと思います。
だから、短期的には影響があっても将来的にはお昼寝しないことで影響はないと言っていいと思います。
最近寝てくれなくて今週困るぐらいのスパンで悩んでるのであれば、先ほどの記事にできることをまとめてあるので、読んでみてくださいね。

これから言うことを聞くようにもなるし、聞かないようにもなる
3歳ぐらいになると男の子、女の子もハッキリしてきて、キャラもわかってきて人格ができてくる感じがします。2歳はその入り口ですよね。こちらで世話をすることが減る分、コントロールできることも減っていきます。
当たり前ですが、親と子は別人格だから、言う通り、思い通りにならないのが普通です。
でも、子どもが大人の世界に追いつけないことの帳尻合わせって、全部、保護者に来るんですよね。
「やっぱりやだ、あのお洋服で行きたい、それじゃないといかない!」「昨日きてたお洋服は洗濯しちゃったよ、何で今いうの」「ねぇ、あれってどこにあるの??」「ちょっと自分で探して!」「ほらもう行くよ!!!!」「すみません、お母さん、登園時間は・・・」「あーすみません、すみません」「もう電車が行っちゃったじゃん、はぁ」ってヤツです。(誰のセリフか書いてないけど、分かるでしょ?)
みんな好き勝手いうし、みんなが母親に言ってくるけど、全部が全部、母親の責任じゃないですよね。
社会構造上、核家族化が進んでいるので、保健所も病院も役所も職場も親戚家族もよく知らない道端のおばあちゃんとかも、全ての用事をみーんな母親を窓口にするんです。とりあえず母に言ってくる。
誰も悪気はないんだけど、キャパオーバーしますよね。
いま子どもが寝て起きてご飯食べて遊べてるなら、もう十分、親の責任は果たせてます。
それ以上メンタルが削れるほどがんばるよりも、子どもが愛おしいなぁと思える時間が減ってないかとか、自分がイライラしないでいられる時間がどのぐらいあるかとかに注意を向けた方がよかったなと思います。
今でも子どもや暮らしをどうにかしようとして過剰にがんばってしまうから、自戒を込めて、そう思います。
「振り返ればあっという間」って、ずっと先輩ママに言われ続けるけど、渦中にいると先が見えなくて永遠にも思えてくるんですよね。
お昼寝はさせてもいいし、させなくてもいいもの。本当に必要だったら勝手にするものです。
夕方や明日には影響するけど、将来には影響しないので、大丈夫。
毎日ほんとうにお疲れさまです。

