赤ちゃんって「なぜそれ?」と言いたくなるような不思議なものが好きですよね。
今回はビニール袋の音をはじめ、赤ちゃんが好む音についてまとめてみました!
ちゃんと理由があって好んでいるようなので、その理由についても紹介します。
ホワイトノイズ
「ホワイトノイズ」は雑音の一種で、シャーっという感じの音です。
赤ちゃんがホワイトノイズを好むのは、お母さんのお腹のなかで聞いていた音に似ているから。お腹にいた時の安心感を思いだすのですね。なので、小さい赤ちゃんの寝かしつけにも有効だと言われています。
ホワイトノイズは他の雑音をかき消してくれる効果もあるので、大人にも安眠効果があると言われています。
ホワイトノイズを出してくれるスマホアプリもあるので、落ち着かせたい時に活用してみてもいいですね。
テレビの砂嵐
いま子育てをしている方では、あまりリアルタイムで砂嵐を聞いたことのある方はいないかもしれません。アナログテレビが映らない時に流れるザーッという音のことですね。
これもホワイトノイズの一種で、胎内音に近いので赤ちゃんが好むと言われています。
ビニールのクシャクシャ音
ビニール袋がカサカサと鳴る音も赤ちゃんは好きですね。レジ袋とか米袋とか、ちょっとガサガサする袋を擦り合わせるとなる音です。
この音が好きな子が結構いるので、カシャカシャ音が鳴らせる布絵本などのおもちゃもあります。
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大人の耳にはホワイトノイズとはちょっと違った種類の音に聞こえますが、この音も胎内音に似ているから赤ちゃんが好むのだそう。
お腹のなかって一体、何が聞こえているんでしょうか。結構うるさそうですね(笑)
エンジン音や電車の音
車のエンジン音や電車の音も赤ちゃんが好きな音です。低い音が多く含まれ、周波数の特徴がお母さんのお腹のなかの音に近いのだそう。
実際に、赤ちゃんが泣き止みやすいスポーツカーの音を収録したおもちゃも出ていますよ。
乗り物は振動もあるので、ドライブで寝かしつけする方も多いですよね。
掃除機やドライヤーの音
ドライヤーや掃除機の音もホワイトノイズと同じような感じで、聞くと泣き止む子がいるようです。我が家の次女もドライヤーの音はわりと好きでした。
ただ、音量が大きすぎると、聴覚の敏感な赤ちゃんには不快になりますし、機種によって出る音の感じも違うため、掃除機やドライヤーは好きじゃない赤ちゃんもいます。
好みが分かれる音ですね。
反町隆史さんの「ポイズン」
反町隆史さんの「POISON(ポイズン)」という曲で赤ちゃんが泣き止むという噂が数年前に広まりました。それを受けて専門家に依頼して検証した動画があります。
分析によると、
・イントロに赤ちゃんの興味を惹きつける音がある<覚醒化>
・サビ部分へ向かって反町さんの低い声が気持ちを落ち着ける<沈静化>
という2つの要素がこの曲の中に含まれているんだそうです。
私もこの曲をかけて抱っこで揺らし続けた日々がありました……
赤ちゃんを寝かしつけたい方はYouTubeを探すと、広告の入らないエンドレス版も見つかりますよ。
オルゴール
音の鳴るお人形やベッドメリーはだいたい、子守唄のオルゴールが流れますよね。
赤ちゃんといえばオルゴール、といっていいぐらい定番ですが、これも赤ちゃんが好む理由があるそうです。
まず、赤ちゃんの特性として、高い音が聞き取りやすいということがあります。ゆったりとしたメロディーには、ヒーリング効果も。さらにオルゴール音楽は胎教で聴かせる方がいたり、産院で流れていたりして、赤ちゃんにとっても聞き慣れているというのも安心感につながっています。
ちなみに、寝かしつけに使う時のコツはループ再生にすることと、耳元で鳴らさないこと。せっかく落ち着いても終わるとびっくりしてしまうので、うすーくながーくかけておくのがポイントです。
ママの声
これはなぜ好きなのか説明不要な気もしますが、お腹のなかにいた時から、赤ちゃんはママの声を聞いているからです。聴覚は妊娠中期までに成熟し、以降、赤ちゃんは周りの色んな音を聞いています。
赤ちゃんを育てるママは本当に忙しいと思いますが、いっぱい話しかけてあげてくださいね。