1歳の赤ちゃんに合うのはどんなおもちゃ?
どうなってるのか知りたい!探求欲に応えるおもちゃ
たっちやあんよを始め、ベッドの周りだけだった世界から視界が開け、部屋中のものに興味を持ち始めるお年頃。ティッシュやオムツを永遠に引っ張り出し、すべての引き出しを開け、落ちているものはとりあえずお口に運ぶ、好奇心いっぱいの1歳ごろの赤ちゃん。
そんな子ども達には自分が何かすると反応があるおもちゃがおすすめです。
触ったり叩いたりすると音がでるおもちゃ
たとえば、楽器のおもちゃ。狙ったところにあてるのは難しいので、乱打できる太鼓や木琴のようなものだと、好きに楽しめます。振ると音がなるような楽器もありますね。
カタカタ音のなる手押し車は歩き始めた子におすすめ。
また、スイッチを入れると、音楽が鳴ったり、しゃべったりするおもちゃにも興味を持つでしょう。何度も何度も、聞いている大人がウンザリするぐらい夢中になって音を鳴らすはずです。
簡単な動作で動いたり変わったりするおもちゃ
自分の手の存在を理解し、だいぶ使い方にも慣れてくる1歳。ものを載せたり、穴にはめたりといった動きもできるようになります。
そんな1歳前後の赤ちゃんには、大きめのブロックや磁石でくっついたりとれたりするおもちゃがピッタリです。家の扉や引き出しを全て開ける代わりに、こうするとこうなるというのをじっくりと研究してくれるでしょう。
また、載せたボールが転がるようなおもちゃや型はめパズルなども、このぐらいの赤ちゃんなら楽しめるはずです。
おもちゃでの遊びを通じて理解度アップ!学べるおもちゃ
手先が器用になる知育玩具
空いている穴に合わせてパーツをはめる、飛び出ているつまみをもつなど、指を使った細かい動きをおもちゃで繰り返すことで、手先を上手に動かせるようになっていきます。
定番は積み木。1段2段と積み上げられるようになっていくと、成長ぶりを感じられます。
ペットボトルやしょうゆ瓶、タッパーの穴などにひたすらストローやチェーンを入れるという手作りおもちゃでも真剣に遊んでくれるでしょう。
手の使い方が上手になれば、手づかみで食べるのにも応用できるなど、他の生活面にもいい影響が出てくるかもしれません。
いろんな色やかたち、モチーフのおもちゃ
ほぼ何も見えていなかった赤ちゃんですが、1歳になれば色の違いも多少は見えてくるそうです。赤や黄色のハッキリした色がお好みではありますが、カラフルなおもちゃも味わえるだけの視力は備わってきているなら、いろんな色を見せてあげるのもいいですよね。
パズルなどのいろんなかたちがあるおもちゃはかたちの違いに気づくきっかけにもなります。大人はかたちに合わせてはめるというゴールにとらわれがちですが、子どもの遊び方を観察していると、いろいろ試して、いろんなかたちがあるんだということを学んでいるような印象がありました。
1歳をすぎて「ブーブー」など意味のある言葉が出てくるようになると、「ブーブーだね」と言葉でも楽しい気持ちを共有できるようになります。くるまのおもちゃは男女を問わず、喜んでくれそうですね。
アンパンマンも好きかどうかは個人差がありますが、よく見かけるアレぐらいの認識はしているでしょう。
1歳の赤ちゃんに合わないおもちゃ
細かいパーツがついているおもちゃ
見知らぬものは触るだけでなく、口に入れて確かめたい赤ちゃんです。細かいパーツがついていて誤飲の危険性があるおもちゃは避けましょう。結構、大きいものも飲み込めてしまいます。
大人が見ているときにしか使わないというルールでとりいれることもできますが、「飲み込むかもしれない」という意識をお父さんもお母さんも持っていないと、子どもの手の届くところに置きっぱなしになっていてヒヤッとすることも。
いつでも見ていられる余裕があればよいですが、ほんの一瞬で何が起こるか分からないので、避けられるのであれば、わざわざ誤飲の恐れのあるおもちゃを選ばなくてもいいかもしれませんね。
動かすのに力がいるおもちゃ
ボタンを押すと音が鳴るといったような単純な構造でも、自分で押せないと何も面白くありません。おもちゃや対象年齢が少し上のおもちゃだったりすると、赤ちゃんの力では動かせないことがあります。
また、お下がりのおもちゃではプラスチックが硬くなっている、噛んだり投げたりしたせいでかたちが変形しているなど地味に劣化していて、子ども向けのおもちゃであっても遊べないこともあります。