赤ちゃんがすぐおもちゃに飽きるのは当たり前?困ったときに試せる方法

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赤ちゃんがすぐおもちゃに飽きても大丈夫な理由

そもそも赤ちゃんの集中力は短いものだから

赤ちゃん、といってもおもちゃで遊べるので新生児ではなく、少し月齢も高めの赤ちゃんになってくるかと思いますが、赤ちゃんの集中力は短いものです。

赤ちゃん向けのテレビ番組をみると良くわかりますが、ほんの15分程度の番組を細かく細かく区切って、映像→アニメ→歌のような感じになっていますよね。そんなに集中できないからです。

大人にとっては「もう飽きちゃったのか、もうちょっと遊んでくれたらいいのに」と感じても、もしかしたら赤ちゃんにとってはもう十分なのかもしれません。

赤ちゃんが成長している証拠だから

赤ちゃんは月齢を追うごとに、知っていることやできることが増えます。

ほんの少し前にはおもちゃに手を伸ばすことも難しかったのに、気付けばおもちゃを両手で持ち替えるようになり、あっという間に器用におもちゃを動かせるようになっていくのです。

おもちゃに飽きるのが早いというよりは赤ちゃんの成長が早いんですね。

興味や個性の問題かもしれないから

赤ちゃんがすぐにおもちゃに飽きると感じているのは、おもちゃを渡した大人の感覚です。赤ちゃんが「このおもちゃには飽きたよ、バブ〜」と言っているわけではないですよね?

もしかしたら、渡されたおもちゃ以外にもっと興味があるものがあるのかもしれません。おもちゃの好みが合わなかったのかもしれないし、もしかしたら手元より周囲への集中力が高い子なのかもしれません。

おもちゃをすぐに投げ出して別のことを始めるからといって、飽きっぽい子だとは限らないのです。

赤ちゃんの特性を活かした3つの対応

ちょっと遊んだら、すぐにおもちゃをポイ!
それが自然なことだと分かっても、一瞬たりとも目が離せない日々のなかでは、もう少し一人で遊んでくれていたらなぁと思ってしまいますよね。そんな時に試せる方法があります。

おもちゃをローテーションさせる

赤ちゃんは自宅のおもちゃ在庫を把握することができません。自分の視界の範囲から消えたおもちゃはないのと同然です。

覚えるのも早いですが忘れるのも早いので、メインおもちゃのいくつかを見えないところにしまってみましょう。数日経った頃に出してみると、「あ〜、そうだ!こんなおもちゃがあったじゃない」と少し新鮮味がプラスされます。

これを順繰りに繰り返して、1週間ずつ交代ぐらいで出していけば、すべてのおもちゃを出しっぱなしにしておくよりも間が持ちます。

遊び方やそのバリエーションを提示

そもそも遊び方や面白さのツボを分かっていないことがあります。大人から見ればどう見てもおもちゃですが、食べ物とそうでないものの区別もついてない赤ちゃんにとってみれば、すべてが「これはなんだろう?」からのスタートです。

遊び方が分かっていなさそうな場合は「振ると音が出るよ」という感じで、目の前で遊び方をデモンストレーションしてあげると、面白さが分かって遊び始めるかもしれません。

また「もう、これは分かったから別にいい」という感じなら、新しい遊び方を提案してみてもいいですね。ぬいぐるみに別のおもちゃを持たせてみたり、いつもリビングで遊んでいるものをお風呂に持ちこんでみたり。赤ちゃんが気づいてない別の遊び方を教えてあげるのもいいですね。

一緒に遊ぶ人を変えて視点を変える

これはすぐにできることではないのですが、遊び方のバリエーションを増やす一環として、こんな方法もあります。

いつも使うおもちゃで別の人と遊んでもらうんです。たとえば、親戚でもママ友やベビーシッターさんでも、別の人と遊ぶと遊び方が変わるんですよね。

木琴で音階を叩く人もいれば、歌を叩く人もいる、もしかしたら木琴を叩かずにバチでその辺を叩く人もいるかもしれません。シンプルなおもちゃほど、思いもよらない遊び方があったりしますよ。

飽きにくいおもちゃの選び方

赤ちゃんの成長段階にあったものを選ぶ

赤ちゃんがすぐに飽きてしまうのはもしかしたらレベルに合わないおもちゃである可能性もあります。たとえば、クレヨンを上手に握れない子に画用紙とクレヨンを渡しても、お絵描きは楽しめないですよね。

難しすぎるおもちゃや簡単すぎるおもちゃでは面白くないので、どうしても興味は続きません。発達に応じたおもちゃを選んであげると、少し集中時間が長くなるかもしれませんね。

遊びに集中できる環境をつくる

気が散る環境だと大人も集中するのが難しいように、赤ちゃんもおもちゃで集中して遊ぼうとしたら、それ相応の環境が必要です。

たとえば、兄弟にすぐおもちゃを取られてしまったら、ひとつのおもちゃで遊び続けるのはなかなか難しいですよね。取り返せない赤ちゃんは別のもので遊ぶしかなくなってしまいます。それが続けば、集中しないのが当たり前になっていくでしょう。

また、目はやっていなくても、つけっぱなしのテレビに気を取られているのかもしれませんし、もしかしたらお腹が空いたり眠かったりして、おもちゃどころではないのかもしれません。遊べる環境を整えてあげることも必要ですね。

すぐに飽きる前提でサブスクを活用

そもそも成長が早くて、興味もどんどん移り変わっていくのが赤ちゃんなのであれば、飽きる前提でどんどんおもちゃを変えていくという方法もあります。

筆者は数年で使わなくなるおもちゃに場所を占拠されるのは嫌だなと思って、おもちゃのレンタルサービスを探し、そのなかでサブスクを知りました。それから3年以上使い続けています。全部買うよりも圧倒的に色んなおもちゃが使えるので、とても助かっています。

自宅のおもちゃネタが尽きた時のアイディア

おもちゃがなくてもできる遊びにシフト

おもちゃはあくまでも遊びの道具にすぎません。遊びたいおもちゃがなければ別の遊びをすればいいと言う発想もあります。

赤ちゃんは特にスキンシップのある手遊びなんかが好きですよね。子育て施設などに出かければ色々と教えてもらえますし、YouTubeなどSNSからもネタを拾うことができます。

また、もういっそのこと、使い切りのおもちゃとしてティッシュ箱を渡してみるとか、洗面台の前に一緒に座ってしばらく水を出しておくとかいったことでも時間はつぶせます。水と片栗粉を適当にまぜて感覚遊びみたいなこともできますね。

お外に出かけて、別の刺激を増やす

もしかしたら家のなかで過ごすことに飽きているのかな?という場合は、外に出て今まで行ったことがないところに行くとか、今までやったことがないことをするとか、ちょっと刺激を増やしてあげるという作戦もあります。

外での刺激が多いと、うちに帰ってきた時にいつもの遊びに安心感があって、何だかじっくり遊んでたりするんですよね。これも一つの方法として、試してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

2人の女の子の母親。幼児心理アドバイザー養成講座修了
おもちゃのサブスクを約4年、活用中。計6社を利用した経験から初めて使う人にザックリわかる情報からもっと使いこなしたい人に役立つディープな情報まで、今同じように子育てをしている人たちに参考にしてもらえる情報をシェアしています。

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