なるべく安く済ませたいけれど、結局どれを選んだらいいの?
あまりお金をかけずに試してみたいんだけど、安いのはどれ?
おもちゃのサブスクのなかでも価格が安いものを探している方への参考情報をまとめました。
月額料金が安いのは? 月々2000円代のサブスク
おもちゃのサブスクは相場が3,000円代後半が相場となっていて、高いものでは6,000円近くになるものもあります。
そんななか、月額料金が2,000円代に抑えられたリーズナブルなプランがキッズ・ラボラトリーの隔月お届けコースとIKUPLEのライトプラン。
IKUPLEはサービスの新規受付を終了しました。
キッズ・ラボラトリーの隔月お届けコースは月額料金が税込2,574円、IKUPLEのライトプランは月額料金が税込2,490円となっています。3,000円を超えるサブスクが多いなかで、どちらも比較的コストを抑えて利用しやすいプランです。
ただし、キッズ・ラボラトリーでは配送時に送料が1,100円かかります。そのため、おもちゃの届く月に支払う費用は3,674円です。また、IKUPLEは2ヶ月毎にまとめて払うので、1回の支払い費用は4,980円(税込)となります。
また、Happy toyは地域により金額が異なり、東海4県、関東8都県、近畿6県、北信越5県は2,500円、中国5県、四国4県は2,700円となっています(いずれも離島を除く)。一括払いにすればそれぞれ、ひと月あたり2,250円、2,430円となり、安いサブスクのなかでも一番安いサブスクです。送料も込みのため、配送エリアによっては最安のサブスクといえます。
新生児であれば、トイサブのファーストセレクションも2ヶ月間で990円とお安くなっています。こちらは生後1〜3ヶ月のみのプランのため、生後3ヶ月以降はトイサブの通常プランへと切り替わります。
合うかどうか分からない!安くお試しできるのはどれ?
初めてのサブスクでまずは費用を抑えて試したいという方の場合、最初にかかる費用も気になりますね。
おもちゃのサブスクも初月無料キャンペーン中です。こちらは最低利用期間があるため、2ヶ月目の料金を支払う必要はありますが、送料は月額料金に含まれていて絵本のプレゼントもついてきて、お得感があります。
ジニーキンダーは3ヶ月半額でお試しができ、最低利用期間もないので、こちらも試しやすいサブスクです。
お試ししやすいサブスクについては以下の記事で詳しくご紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
自分が使うのではないサブスク。コスパはどう考える?
安いものには往々にして安くなる理由がありますよね。ただ費用が安いというよりはコスパのいいものを選びたいと思った場合、どのサブスクがよいのでしょうか。難しいのはおもちゃのサブスクは使うのが自分ではなく、子ども=つまりは他人であるという点。コスパのパである、パフォーマンスをどう評価するのかによって、コスパのいいサブスクも変わってきます。
ここでは4つの視点で分けてみました。
借りられるおもちゃの数や金額で考える
安いサブスクの場合、おもちゃの貸し出し点数が少ないことがあります。たとえば、IKUPLEのライトプランはおもちゃが3点と少なめです。
おもちゃの点数で割り返して考えると、以下がコスパの良いサブスクと言えるでしょう。
キッズ・ラボラトリー 隔月お届けコース | おもちゃ5〜10点 | 2,574円(税込) | 1点あたり257〜514円 (送料のある月は 1点あたり367〜734円) |
And TOYBOX スタンダードコース | おもちゃ4〜6点 | 3,278円(税込) | 1点あたり546〜819円 |
And TOYBOX セルフコース | おもちゃ 5点 | 3,278円(税込) | 1点あたり656円 |
おもちゃのサブスク 12ヶ月更新プラン | おもちゃ4〜7点 +絵本のプレゼント | 3,445円(税込) | 1点あたり492〜861円 |
また、年齢の高い子のおもちゃやブランドのおもちゃなどは価格も相対的に高くなるため、借りられるおもちゃの総額からコスパを見ることもできます。1回に借りられるおもちゃの総額は軒並み15,000円が目安となっていて、IKUPLEが20,000円〜30,000円と最も高く、Happy toyが12,000〜15,000円と低めの設定になっています。
おもちゃの総額から考えると、コスパの良いのは以下のサブスクです。
総額20,000〜30,000円 | 月額3,700円 | |
キッズ・ラボラトリー | 総額15,000円 | 月額2,574円 |
Happy toy | 総額12,000〜15,000円 | 月額2,500円 |
IKUPLEはサービス終了となります>https://ikuple.com/blogs/note/66
おもちゃの使用頻度で考える
届いたおもちゃのなかでも子どもがよく遊んだものが多ければコスパが良かったと考えることもできます。
これはプランニングのハマり具合によるため、試してみないとなんとも言えないところではありますが、子どもの発達に詳しい人が選べばフィット具合が上がる可能性は高いでしょう。プランナーに特徴があるのは以下のサブスクです。
And TOYBOX スタンダードコース | 保育士監修 |
キッズ・ラボラトリー | おもちゃコンシェルジュは看護師・保育士・幼児教諭免許・小学校教諭免許・中学校教諭1種・高等学校教諭一種免許状などの有資格者 |
トイサブ | 1万件以上のプランを作成してきた経験があり、「子供の発達とおもちゃの活用」に関する知識を持つトイサブの認定プランナー |
ChaChaCha | 子どもの発達に対して豊富な知識を持ったスタッフ (運営会社は放課後等デイサービス事業も行っている) |
ChaChaCha(チャチャチャ)では、発達が気になる子向けの特別なプランもあります。
プロが選んだ知育玩具が2ヶ月に1回定期で届く!Cha Cha Cha
知育・学習効果で考える
実際にどの程度の知育効果があがったかを比較するのは難しいですが、幼児教育の理論をベースにしているサブスクがあります。楽しみよりも学びに比重を置くのであれば、そういったサブスクの方が効果はありそうですね。
ジニーキンダー | 子どもの発達と嗜好を9〜12ヶ月かけて分析し、子どもの得意分野にあったおもちゃで才能を伸ばすプログラム |
玩具GANG→サービス終了 | くぼた式育脳法に基づいた知育玩具 脳の発達に最適な「手」「認知」を使った独自カリキュラムを体験できる |
ChaChaCha 学研ステイフルプラン | 学研ステイフルが監修した学習教育プランのセット プログラミングや育脳をメインとした学習特化型のプラン |
飽きずに長く使えるかで考える
サブスクが持っているおもちゃ在庫のアイテム数を直接的に比較することはできませんが、利用者数の多いサブスクやサービス歴の長いサブスクではより多くのおもちゃを揃えていると推測できます。また、対象年齢が高いサブスクは遅く始めても長く使えますね。
そういった視点ではトイサブ!はサービス開始が2015年と歴史が長く、2023年には会員数1万8000人を突破した最大手のサブスクです。一般ウケする人気のおもちゃだけでなく、刺さる人に刺さるおもちゃを幅広く揃えているという情報もあり、見たことあるおもちゃしかなくてすぐに飽きてしまうということは比較的、少ないかもしれません。
参考:
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「トイサブ!」、見えない努力で知育玩具サブスク1位 商品選定や清掃にこだわり
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