夏休み、急にぽっかり予定が空いてしまったなんてことはありませんか?
暑すぎたり、台風がきたりといった天候の影響もあれば、家族のスケジュール調整や体調管理がうまくいかなくて家で過ごさなければいけない日もあるでしょう。家の設備点検や宅配の受け取りなど、細々と出かけられない用事もあったりしますよね。
室内で元気いっぱいの子どもたちと時間をつぶさなければいけない時、何をして過ごしたらいいか。
ここから暇つぶしのネタを17個ご紹介します。コンセプトはなるべく手軽に気楽に、大人も楽しく。目新しいものはないかもしれませんが、悩んだ時のリストとして活用してみてください。
子どものエネルギーを発散!体を動かす遊び
マット運動・ボール遊び
布団やマットレスを使ったマット運動は特に、低年齢の子におすすめです。折りたたんだ山をよじ登ったり、トンネルをつくってくぐったり。寝転がった大人の足にのせて飛行機ごっこなどもできます。

ボール遊びはキャッチボール風に転がすのでもいいですし、ボールの代わりに風船を使えば、投げるのが難しい年齢の子でも遊べます。
もう少し大きい年齢の子なら、ペットボトルをボウリングのピンに見立てて、ボールで倒す遊びはどうでしょう?他にも、ボールを投げられる年齢の子なら、洗濯かごに丸めた新聞紙を投げ入れる玉入れなど、点数がつくような感じでゲーム要素をとり入れると盛り上がります。
スポンジボールのようなものがあれば、壁に紙をはってダーツごっこもできますね。
大人は監視員か審判のような立ち位置で一緒に遊ぶと、疲れすぎません。
グッズを揃えるならトランポリンがおすすめ。最近ではマンションでも使える階下に響きにくいタイプもあります。
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適当ダンス・ストレッチ
音楽や動画を流して、体を動かすだけ。誰に見せるわけでもないので、音楽にあっていなくても途中で座りこんでも大丈夫。子どもの好きな音楽と大人が好きな音楽を交互に流せば、親子ともリフレッシュできます。
子どもに押してもらって前屈する、抱っこしたまま屈伸するなど、スキンシップをしながら負荷をかけた運動ができれば一石二鳥です。
かくれんぼ・宝探し
かくれんぼも定番の遊び。元気であちこち行ってしまう子も室内なら見失う心配がありません。隠れたつもりで丸見えの子どもの姿に癒されることもあります。布団の下に隠れて、探しにくるまでちょっと横になるなんていうのもアリです。
狭いおうちで人が隠れる場所が少なければ、人形やぬいぐるみを隠して探す遊びがやりやすいかもしれません。まったく見つからないと飽きてしまうので、隠し場所は半分みえているぐらいの難易度にしましょう。
段ボールハウス・秘密基地づくり
大きめの段ボールがあれば、おうちやお店に見立てて遊ぶことができます。カッターなどで四角い穴をあければ窓に、コの字に切ればカウンター風になります。
ヒミツが好きなお年頃の子には、階段の下、押入れの中、机の下など、大人の許容範囲内で自分の基地をつくらせてあげるのもいいですね。お気に入りのおもちゃやおやつを持ち込んだら、しばらく出てこなくなるかもしれません。
だるまさんが転んだ・色おに
幼稚園・保育園年齢の子ならルールのある遊びもできますよね。だるまさんが転んだや色おになど、ママやパパも昔やった遊びを思い出して、やってみましょう。
集中できれば静かになる?!机に向かって手を動かす遊び
粘土や感触あそび
粘土は対象年齢が3歳からと書かれていることが多いですが、大人が一緒に見ていれば、もっと小さい子でも遊べます。選ぶ時は軽めでやわらかい粘土なら手の力がない子でも扱いやすいので、おすすめ。赤ちゃん向けの素材にこだわった粘土ならより安心ですね。スプーンやフォークが上手に扱えるぐらいの年齢なら、ヘラや型などを使って、形をつくることもできます。
子どもによって好みは分かれますが、片栗粉にお水を混ぜた感触遊びも家で簡単にできます。片栗粉に少しずつお水を足して、ぎゅっとすると固まるぐらいの柔らかさに調整していくだけです。お片付けが大変なので、あらかじめ新聞紙や養生シートなどを遊ぶ範囲に貼っておくといいかもしれません。
てるてる坊主づくり
雨で遊べない日には、てるてる坊主づくりができます。ティッシュを丸めて、お顔を書いて。吊るしてお願いするところまでがセットです。
廃材遊び
3歳以上でハサミやセロテープが扱えるなら、わりと時間をつぶせる遊びです。空き箱や空き容器などをたくさん用意しておいて選ぶところからスタート。卵のケース、ゼリーやヨーグルトのカップ、お菓子の箱、何かのフタなどなど、数日でたまります。
作品例を見せたり、つなげ方などのやり方を教えたりすると、創作がはかどると思います。
折り紙・塗り絵・スタンプなど
折り紙は動画を見ながら一緒にやると、教えやすいです。初めてつくるなら、コップや犬などが簡単で取り組みやすいでしょう。
塗り絵は以下の記事にまとめたので、参考にしてみてください。
スタンプ遊びは手元にスタンプがなければ、スタンプ式の三文判も使えますよ。あんまりかわいくないですが、ポンポン押すことを楽しんでくれれば時間つぶしにはなります。
野菜のヘタを使ったお野菜スタンプは絵本を読んでからやると、世界が広がります。
どうせやるなら役立つ体験に。知育系の遊び
プリント
シール貼りや点つなぎ、間違いさがしや迷路など、遊び要素のあるプリントも時間つぶしになります。以下は2歳向けにセレクトしたものですが、紹介しているプリントサイトのなかでもう少し大きい子のも探せます。

パズル・ブロック
パズルやブロックも脳によい遊びです。一緒に手伝ってあげて大きい作品に挑戦すると、時間をしっかり使えるでしょう。

実験遊び
用意をする手間はかかりますが、スライムなどの実験遊びも楽しみながら役に立つ経験を積むことができます。絵の具やお花を使った色水づくり、夏は氷を使った実験もひんやりしていいですね。朝のうちに凍らせて、後で固まったかどうかを確かめるようにすれば、しっかり時間も使えます。
スライムの作り方は以下も参考にしてみてください。

ピタゴラスイッチに出てくる「100グラムに挑戦」は家にはかりがあれば、あまり用意が要らない遊び。いろんなものをのせて、ピッタリ100グラムになるように調整していきます。
大人もちょっと楽しめる?趣味系の遊び
おやつ作り
お菓子づくりが好きな方なら一緒におやつを作るのも楽しいかもしれません。カットしたカステラやスポンジ、生クリームとフルーツを交互に載せて、パフェづくり。いろんなフルーツをくり抜いて、フルーツポンチ。サイダーにラムネを入れるとシュワーっと吹き出すので、ちょっと遊び心のあるフルーツポンチがつくれます。
ジュースや牛乳を凍らせてアイスなど、夏はひんやり系のスイーツがいいですね。丸ごとのスイカを買ってきてスイカ割りも夏ならでは。大人も一緒に楽しみましょう。
カメラマンごっこ
日頃は被写体の子どもたちですが、実は写真を撮るのも楽しんでくれます。 スマホなら操作もタップするだけで簡単。「お気に入りのおもちゃをかわいく撮ってみよう」など、お題を用意すると、遊びのスイッチが入ると思います。兄弟なら、変顔をして撮り合いっこなんかもできますね。
撮影にハマってしまった子には子ども用のカメラもあります。
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ボードゲーム
トランプやウノ、オセロのようなゲームは簡単なものを選んで、ルールを少しずつ教えていけば3〜4歳ぐらいから一緒にできます。
こちらのレシピというゲームは我が家の年中さんもちゃんと理解して、楽しんでいました。
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涼しい時間に半屋外をフル活用!!
水遊び
晴れているけど、外に出られないという日には水遊びがピッタリ。プールがなくても水鉄砲や水風船など、いろんな水遊びがあります。ペットボトルは蓋に穴をあければ水鉄砲に、本体に穴をあければシャワーにできます。
小さな赤ちゃんなら洗面器や洗面ボウルに水を張って、チャパチャパするだけでも楽しめるでしょう。
シャボン玉
雨の日はシャボン玉が長持ちするそう。晴れの日だけでなく、小雨の日にもチャレンジしてみてください。
大人の息抜きも忘れずに!!!長い休みを乗り切ろう
ここまでたくさん紹介してきましたが、こんなことを朝から晩までずーっと、何日もやっていたら大人のエネルギーが吸い取られてしまいます。パートナーや実家、義実家に預けたり、一時保育を利用したり、自分のペースでいられる時間をつくることも忘れずにいたいですね。
ベビーシッターさんのなかには自宅で子どもの面倒を見るだけでなく、英語やダンスなどのお稽古をしてくれる人もいます。また、お出かけできない日にはオンラインレッスンという手もあります。
「ほんとうに疲れた」「もう限界だ」という時に頼れる選択肢があればあるほど、日々の生活は楽になります。ちょっと余裕が生まれれば、手のかかることにも挑戦できるでしょう。楽しい夏の思い出をたくさん作るためにも、うまく息抜きしながら乗り切りっていきましょう!