相談No.12 兄弟喧嘩はほっとくべき?ケンカばかりでイライラ

ちあき先生に兄弟育児のコツやポイントをお伺いするコラムです。今回が最終回となります。
最後となる今回は兄弟喧嘩についてです。

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兄弟喧嘩に巻き込まれます。
それぞれが自分の言い分を言ってきて、ご飯のしたくをしている時など自分たちで解決してほしいと思うのですが、放っておくと手が出て、どちらかが泣き出します。
兄弟喧嘩にはどう付き合っていけばいいのでしょうか?

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兄弟がいれば確実に発生する兄弟ゲンカ。ささいなことで毎日ケンカばかりしていると、ちょっとうんざりしてくることもありますよね。
どうにか減らせないものか、って思います。

目次

兄弟喧嘩はした方がいい?ケンカから学べること

ちあき先生

兄弟喧嘩って、実はとても大切な経験なんです!

兄弟喧嘩は「自分の感情や欲求を全部ぶつけられる&ぶつけられる場」です。ガチの人間関係を学べる、唯一の場なので、私は小さいうちにたくさんケンカした方がいいと思っています。

仲良くしてほしい、大人しく遊んでいて欲しいという気持ちはとても分かりますが、兄弟ゲンカはそのフェーズにいくための重要なステップなのです。

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一人っ子だったら絶対にできない経験ですもんね。大事なことだというのは分かるんですが……

また兄弟喧嘩が始まった!親の対応はどうすべき?

親御さんはケンカでのいろんなコミュニケーションの機会を奪わないよう、基本は見守る形をとっていいです。手が出た時や危険な時はしっかりと注意する。どうしてもの時は仲介する。

ママはどちらの肩も持たずに中立な立場でいてあげることが大切です。

たとえば、2〜3歳の子は口で「やめなさい!」と叫んでも聞かないので、どうしてもの時は抱っこなどでひきはがした上で、上の子の言い分を聞いてあげます。そして「嫌だったんだね。でも叩いちゃダメだよ」と教えます。

もう少し大きくなってきた時も、中立な立場を心がけましょう。体格的に有利なお兄ちゃんお姉ちゃんにはどうしても「お兄ちゃん/お姉ちゃんでしょ」と強く注意しがちですが、下の子だけをかばっているように見えて不満を抱いてしまうこともあります。

参考:「【教育研究家に聞く】兄弟げんかは止める? 止めない? 年齢別の対応方法

ケンカばかりでイライラする時の対処法は?

喧嘩ばかりでイライラが止まらない時は、兄弟喧嘩よりも自分の心にフォーカスしてみるといいかもしれません。以下の記事も参考にしてみてください。

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私はHSPで喧嘩の騒音もしんどいので、気配だけは分かる別室に逃げることもあります。
ときどき参考にしてる本を下に紹介しておきますね。

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まとめ
  • 兄弟喧嘩はコミュニケーションを学ぶ大切な機会
  • 親の対応は危険な時を除いて、基本は止めない方がいい
  • 止めない方がいいが、イライラを我慢する必要はない

今回でこのコラムは最終回になります! 他の回をまだお読みになっていない方は以下の記事もぜひご覧ください。

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ちあき先生、毎回やさしく寄り添うご回答をありがとうざいました。

今回ご回答いただいた専門家

ちあき先生

フィンランド好き保育士。素敵に見えるあのママも、悩み事なんてまるで無さそうなあの人も、実はみんなみんな子育てで悩んでいます。そんな毎日子育てを奮闘しているママさんたちが、少しでも肩の力が抜けて、笑顔になって、一歩踏み出せますように…という想いを込めて、ママさんひとりひとりの気持ちに寄り添う、まるでラブレターのような記事をお届けします。記事の内容は、保育士19年の経験、日々受けているお悩み相談からの気付き、そして、子育てで絶賛お悩み中のママへのインタビューを参考にしています。

https://news.yahoo.co.jp/expert/creators/chiakisensei
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この記事を書いた人

2人の女の子の母親。幼児心理アドバイザー養成講座修了
おもちゃのサブスクを約4年、活用中。計6社を利用した経験から初めて使う人にザックリわかる情報からもっと使いこなしたい人に役立つディープな情報まで、今同じように子育てをしている人たちに参考にしてもらえる情報をシェアしています。

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