新しいおもちゃを手にとった瞬間の「わぁっ!」という食いつきの良さ、長く続けばいいですが、なかなか続かないことも多いですよね。今回は我が家でやってみた遊びかたの工夫をご紹介します。簡単なので、何となく飽きてきたしまったように見える時にでも試してみてくださいね。
マグネット系おもちゃ × クリップや別のマグネット
マグネットでくっつくタイプのおもちゃがあったら、その辺にある金属のものか磁石をもってきて「いいものがあるんだ、どうなるかやってみよう」と誘ってみてください。
尖ってたり飲み込みそうだったりしないものがいいですが、ゼムクリップでもヘアピンでも冷蔵庫についてるマグネットでもOKです。子どもはなぜくっつくのかを理解していないので、いつも身近に見ているものがおもちゃにくっつくのを見て驚きます!そして、あれはくっつくかな?これはくっつくかな?と研究を始めるんです。
その辺の紙とか、木製のものとか、金属ではないものを持ち出してくると、「それはつかないよ」と突っ込みたくなりますが、そこはこらえて本人の探究心に任せましょう。しばらく集中して研究してくれるので、自分のしたいことを進められます。
おもちゃにくっつけるだけでなく、おもちゃを金属の椅子の脚や冷蔵庫にくっつけて見せると、またさらに遊びが広がります。
車系おもちゃ × 坂
もうすごく雑なものでいいんです。ソファに雑誌をたてかけるぐらいのレベルでよいので、坂をつくってあげてください。それを「すべり台」と名付けてあげると、途端に楽しくなるらしいです。
車のおもちゃやブロックの車輪パーツなど転がる系のおもちゃがあったら、その「すべり台」を滑らせて見せてみてください。子どもはその遊び方を知って興味をもつと、他のものでも滑るのか、どうしたらうまく滑るのかなどを考え始め、夢中になってくれます。斜面を転がるということさえ伝えたら、後はコースアウトしていても気にせず、子どもに好きに遊んでもらいましょう。
本と定規、写真のようにティッシュの箱と予備のティッシュなど、坂ができるものならなんでもいいので机の上でもできます。
「ちょっと今メール返してる間だけでも落ち着いててくれ」という時など、試してみてくださいね。
パズルピース × 空き容器
我が家の子供たちはわりと飽きやすかった型はめパズルですが、おままごと的な使い方で遊ぶという方法を子ども自ら発見しました。
見立て遊びができる1〜2歳過ぎの子なら、お菓子の空き箱や野菜の入っていたパックなどに、色別にピースを入れたり、お人形の前に並べたりして遊ぶこともできると思います。
急激にテンションを上げる感じではありませんが、何通りもできるので長く遊べるアレンジです。こういう遊び方をすると箱に入ったまま放置されたりして紛失につながりやすいので、逐一お片付けをするなどの工夫も忘れずに。
まとめ
届いたおもちゃを本来の遊び方以外でも使ってみることで、ちょっとだけ長く遊べますよというアイディアでした。いかがでしょうか?
こういう引き出しはあればあるだけ、使える気がします。他にもアイディアがあったら聞いてみたいです。